石積みは、外壁や庭園などさまざまな場所に用いられています。
安全性と景観を発揮するために、場所や環境に合った施工が必要です。
そこで今回は、石積みの種類と特徴についてご紹介します。
▼石積みの種類
■崩れ積み
崩れ積みは自然石をそのまま積み上げているため、不規則な形状をしています。
古くから、農業用の塀や土留めなどに使われてきました。
耐久性は低いですが、自然な風合いが魅力です。
■小端積み
自然石を割って小さくし、積み上げたものです。
色や質感のバリエーションが豊富で、庭園や玄関などの装飾用に使われます。
■玉石積み
丸い自然石を積み上げ、滑らかな曲線を描きます。
主に、川岸や池などの水辺に使われることが多いでしょう。
耐久性は高いですが、重量があるため施工には注意が必要です。
■間知石積み
平らな自然石を積み上げ、隙間に小さな石を挟んで固定します。
城壁や神社仏閣などの、歴史的建造物に使われています。
耐久性は非常に高いですが、技術や時間がかかるためコストも高くなるでしょう。
■野面積み
平らな自然石を割って表面を露出させたものを積み上げており、面に凹凸があります。
主に外壁や塀などの、建築用に用いられます。
▼まとめ
石積みには、崩れ積み・小端積み・玉石積み・間知石積み・野面積みといった種類があります。
それぞれメリットとデメリットがあるため、場所や目的に合わせた施工が必要です。
当社では外構工事を承っており、外構のデザインに合わせた塀をお作りします。
昔ながらの石積み塀にも対応しておりますので、ぜひご相談ください。
コラム